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理学美容
紫外線と毛髪 ①
『脳』は人間が健康で文化的な生活を行う為の司令塔でありコントロールセンターです。
『頭蓋骨』と『頭皮』は人間にとって最も重要な器官である脳を、外界刺激物から守っております。具体的には機械的刺激(圧迫・摩擦)物理的刺激(紫外線・風・乾燥・温度)生物的起因物質(カビ・細菌・ウイルス)に加えてほこりや汗・汚れなどです。この保護作用を、より高める為に『頭髪』が存在します。
頭髪の色は『有色人種』の場合、黒色が一般的です。『白色人種』の場合、茶髪や金髪などが一般的です。
黒髪はユウメラニンという黒いメラニン色素によるものです。又、茶髪や金髪はフェオメラニンという赤いメラニン色素によるものです。
毛髪の色素の目的は、悪性の紫外線である2700~2900Åの波長のシャットアウトです。
有色人種のユウメラニンは白色人種のフェオメラニンより悪性の紫外線をシャットアウトする能力があります。
『大航海時代』前は有色人種の多くは紫外線の強い地域に定住し、白色人種の多くは紫外線の弱い地域に定住していた事実から、極めて合理性があったと考えられます。
しかし現在、人類の『大移動時代』に入り、長い進化の中で獲得した生理機能が役立たない状態に入っていると考えられます。
同時にファッション性の追求の為、カラーリングにより本来、メラニン色素の持つ能力を放棄するばかりではなく、毛髪自体を失う(脱毛)現実は深刻な危機と言わざるを得ません。